はじめに
2024年5月現在、マルチバトルHLの実装状況は以下のようになっています。
★が大まかな難易度を表していて、各画像にクエストが何個か紐づいています。クエスト数は全部で54個。多いですね!
HLを解放したばかりだったり、あるいは久々にプレイすると「結局どのマルチ行ったらいいんだ…?」となりがちなので整理していきたいと思います。
特に周回をオススメしたいマルチには◎をつけました。
※今後のアプデで★の格付けは変わると思うので適度に読み替えてください。
★0
Normalクエストは 『神撃、究極の竜』(アルN)が大事です。
固有素材のメテオライトがアルバハHLの自発素材やオメガウェポンの第1スキル付け替えで大量に必要になります。
★1
マグナHLシリーズが該当します。RANK101以上かつ『邂逅、黒銀の翼(よわバハ)』をクリアすると解放されます。
ここを周回する意味は正直薄いです。 ドロップ武器はマグナⅡやⅢ武器など上位シリーズが実装されていますし、マグナHLシリーズでドロップするティアマトの盾やユグドラシル・ミニステルなどの低確率アイテムはそこまで重要ではないです。
考えられるのは属性エレメントがどうしても急ぎで大量に欲しい場合くらいですが、2023/4/10にProが実装されて以降は自発をスキップで処理できるようになったので救援が大幅に減っています。
属性エレメントは月末のストイベか古戦場を走って集めましょう!
ただ、定期的に開催されるキャンペーンのミッション対象になることが多いため、サクッと消化できるようProの開放(各マルチを1回ずつクリア)はしておくと楽です。
★2
レガリアシリーズ、ローズクイーンHL、エニアドシリーズが該当します。
レガリアシリーズ、ローズクイーンHL
レガリアシリーズでドロップするマグナⅡ武器は、後述するエニアド、マグナⅢやレヴァンス武器を集める戦力の足がかりになります。最近ではシェロカルテの特別訓練で完凸状態をもらえたりします。
装備が整ってくると編成から外れてくるのですが、こちらもProが実装されていたりキャンペーンの対象になることが多いので、Proの開放条件である各クエスト100回クリアは済ませておきたいです。
ローズクイーンHLはジョブ強化向けの各種アイテムが入手できます。ただ周回効率は悪くアイテム目的なら武勲や栄誉の輝きを活用するのがオススメです。
◎エニアドシリーズ
エニアドシリーズは開放されたら積極的に周回したいマルチです。
まず、ドロップ武器のエニアドシリーズがここでしか落ちず、一部は廉価版リミ武器として活用できたり(ミカ斧→アトゥム槍、ウリエル拳→ベンヌ弓など)あるいは既存武器で上位互換がない性能を持っていたり(エスナ、ホルス刀など)します。
次にエニアドの(マグナ)アニマが様々な育成要素で要求されます。中でも最も使用頻度が高いのはキャラ覚醒Lv.9の開放素材です。エニアドのアニマは他のマルチでドロップしない(2024/5/1現在)ため定期的に通う必要があります。半額が始まったら共闘で連戦部屋に参加するなどしましょう。
おまけで貴重アイテムである刻の流砂もドロップしますが、非常に低確率なので無視して良いです。
★3
マリスシリーズが該当します。エニアドやレヴァンス武器の実装で周回する意味は薄くなりました。 マリスシリーズのアニマも普段の育成で要求されることはないです(リゾート島の開拓ぐらい)
アニマ・アニムス・コアHLで落ちるアゴナイズだけは2本作っておくことを推奨します。
★4
黄龍・黒麒麟、ルシN、四大天司、リンドヴルムが該当します。
黄龍・黒麒麟HL
黄龍・黒麒麟は『四象降臨』という不定期開催イベントで入手できる印符で交換可能な四象金印を消費して自発できます。このマルチは黄龍、黒麒麟のアニマおよび召喚石のドロップ狙いで通います。 前述のアニマは様々な育成要素で要求され、召喚石も重要度が高いです(特に黒麒麟)
四象金印は貴重品なので単発自発で消費せず、黄龍黒麒麟30連部屋に投げに行くのをおすすめします。運が良ければ自発赤箱からヒヒも落ちます!
ダーク・ラプチャー
ルシNは後述するルシHの自発素材や、終末の神器のスキル付け替え素材を集める目的で周回します。 半額の時に何回か30連するぐらいで十分な数が集まります。
四大天司HL
四大天司は光輪集めが主目的です。 常設交換でも手に入りますがレートは重めです。天司武器、ドラポンの第3スキル付与、十天や終末の超越など要所で必要になるので不足したら連戦に通います。錬金釜を回しまくっている人は余ってるカモ…
なお、天司のアニマは大量に周回するアルNで落ちるので気にしなくてOK
リンドヴルムHL
リンドヴルムは真龍の金鱗を集める目的で通います。ドラポンの育成や毎月の指輪交換、覚醒Lv.8の開放などで要求されます。
長らくマルチ以外での入手手段がありませんでしたが、最近はFPや栄誉の輝きで入手できるようになりました。とはいえレートが重いので半額時に30連部屋へ行って集めておきましょう。
★5
マグナⅢシリーズ、六竜シリーズが該当します。
◎マグナⅢシリーズ
マグナⅢは2024年3月に実装された最新のコンテンツで、これまでマグナになかった技錬や堅守スキルが実装されたほか、リミ武器で先行実装されたブーストスキルも(効果は10%下がってますが)実装されました。
マグナⅢを作成することで火力と耐久力を両立しやすくなり、高難度クエストも戦いやすくなりました。 マグナⅢマルチでドロップするアニマは武器凸のほか、マグナ石の超越でも必要になるので神石編成が作れていない属性は積極的に周回するのが良いです。
◎六竜シリーズ
六竜シリーズは武器より耳飾りやアニマ目的で大量の周回が必要になります。耳飾りがドロップするマルチは現状ここと天元だけなので、ドロップUPキャンペーンを活用して紫箱からのドロップ追加を狙いましょう。
六竜のアニマも様々な育成要素で要求されますが、特に月交換の耳飾り交換(1つアニマ30個/最大3つ)で各属性90ずつ要求されるので、1年間きちんと全部交換しようとすると1080個ずつ必要です。キャンペーン時は周回優先度が高いです。
耳飾りをたくさん集めて渾身や与ダメ、TAの厳選に備えましょう!
★6
つよばは、アーカーシャ、グランデHL、アルバハHLが該当します。
この4つはいわゆるヒヒコンテンツです。つよばはとアルバハHLは自発箱にヒヒが入っているので最優先で毎日自発しましょう!
ヒヒコンテンツとしての人気はつよばはがトップです。 前述した自発箱にヒヒが入っているため自発供給が安定していることと、貢献度に応じて確率ドロップする青箱でもヒヒが出る可能性があるためです。
青箱ヒヒはアーカーシャやグランデにも入っていますが、こちらは自発赤箱にヒヒが入っていないため自発供給が安定せず人気がやや落ちます。細かい話をすると救援編成が極まった際の青箱からのヒヒ期待値や種効率という点でも不利です。
アルバハHLは自発箱にヒヒが入っているものの青箱がなく、参戦者は超低確率の金箱からしかヒヒ入手手段がありません。
少し前は磁性粒子集めの選択肢になっていましたが、今はレヴァンスシリーズが実装されて集めやすくなりました。
★7
ルシH、ベルゼバブ、ベリアル、ザ・ワールドHL、レヴァンスシリーズが該当します。
ダーク・ラプチャー(HARD)
ルシHはゲーム内最強の武器である『終末の神器』を入手・強化するためのマルチです。 終末の神器は定期的に新スキル追加で拡張されており、通常の編成で抜けることはありません。ランク170になったら開放されるので積極的に参加しましょう。
ルシHLを属性統一パーティーでクリアすると統一した属性の恩寵がもらえます。これは終末5凸で必要になるので満遍なく属性を強化することが重要になってきます。
バース・オブ・ニューキング
ベルゼバブはアストラルウェポンを入手・強化するためのマルチです。実装当初(2020/5月頃)は強力だったのですが、4年経って特にテコ入れもなく現在に至るので出番が減りました。
狡知の堕天司
ベリアルは終末の神器の第3スキルを付け替える「チェイン」を交換するためのマルチです。 誘惑や虚詐など有能なスキルが含まれているため定期的に通う必要があります。
なお、上記ルシバブベリのそれぞれの固有素材を消費して作成するソルジャーのバレット(エンドモデルシリーズ)が存在します。固有素材以外に大量のフリクエ素材が必要になるのでやり込み層向け。
ザ・ワールドHL
ワールドHLはアーカルムの拡張コンテンツです。ワールド武器の強化や十賢者の最終解放&4アビ取得に必要なワールドのアニマおよびブライト、ゴスペル等のアーカルム素材、および刻の流砂がドロップします。
ワールドのアニマ、ブライトはアーカルムではなくこのマルチで集めるのがオススメです。また、刻の流砂を集めるならこのマルチの周回が現状最高効率です。
参考までにワールドHL解放までの流れを記載します。
- アーカルムの転生でExtreme3種類を全てクリア
- エリア・デア(砂箱チュートリアル)をクリア。砂箱解放
- 杖鳴らす悠久の地のエリアボス4種を倒す(Extra編成の武器11本目解禁)
- 剣掲げる行軍の地のエリアボス4種を倒す(Extra編成の武器12本目解禁)
- エリア・ムンデュスが開放されるので全てのディフェンダーを倒す(Extra編成の武器13本目解禁)
- 任意の賢者1人を最終解放する(対応する礎武器を5凸し、対象賢者の至賢の領域を全解放することでフェイトエピソードが解禁)
- エリア・ムンデュスのワールドを討伐
6の賢者最終解放が特に重いです。ただ礎武器は重要度が高いので、余力があれば育成に必要となるブライトを集めるためにワールドHL解放まで走り抜けても良いと思います。
◎レヴァンスシリーズ
レヴァンスシリーズはレヴァンス武器を入手・育成するためのマルチです。 ワールドHLに次いで刻の流砂を集めるコンテンツとしても優秀です。
レヴァンス武器はドロップ武器の中で現状最高クラスの性能を持っています。単純な攻刃量だけならリミ武器を凌ぐものもあります(ジーク短剣、アガスティア杖など)
解放条件がルシHクリア、ランク200以上となっており、これまで紹介してきたマルチで編成を強化してきた層がさらに強くなるためのコンテンツになっています。
以降で紹介する★8以降の高難度マルチバトルや古戦場などの団イベでも使用率が高いです。
★8
現状はスパバハのみです。
スパバハはオメガウェポンの5凸および第3スキルを付け替える「ガフスキー」を交換するためのマルチです。
特に重要なのが第3スキルの1つであるトリア(有利属性への与ダメージ25%UP)です。オメガウェポンは第2スキルで通常攻撃、アビダメ、奥義、CBのいずれかの上限を上げられるので、似た性能の天司武器と入れ替えることになります。
実装当初は難しいマルチでしたが、現在は各属性のソロ称号が実装される程度には敷居が下がりました。共闘で自発を投げれば高確率で倒してもらえると思います。
★9
天元とルシゼロが該当します。
この2つは以前に紹介記事を書いたので、詳しくはこちらを参照してください。
天元たる六色の理
天元はドラゴニックウェポンの真化(終末と同時編成できるようになる)および第2スキルを付け替える新たなテルマを交換するためのマルチです。
新たなテルマはHP1万上昇と無属性与ダメ10%UPの2つです。無属性与ダメ10%UPは他のスキルと共存するので強力です。無属性マルチを積極的にプレイする方は優先して天元に参加することをオススメします。
最近では後述する終末の超越250でもしれっと天元の固有素材が要求されるようになりました。
ダーク・ラプチャー・ゼロ
ルシゼロは終末の神器の限界超越および新たな第3スキルの付け替えに必要な固有素材を集めるためのマルチです。
限界超越の230では加護が乗る与ダメージスキルが追加されるため強力です。
また、新たなスキルを持った絶涯、窮理、天髄のペンデュラムは限界超越した終末の神器にのみ使用でき、いずれも『武器属性スキルエンハンスが280%以上で発動』という条件を持ちます。
例えば神石終末なら片面神石250(170%)+ブースト武器2本(30x2%)+六竜石4凸(40%)+加護スキル持ちキャラ(20%)で290%なので条件を満たす、といった感じです。
短期周回ではベルゼバブ×黒麒麟などの加護なし編成がよく使われていましたが、最近では片面or両面加護という構成が強くなりつつあります。
筆者が考える簡単なロードマップ
マグナⅡ→エニアド→マグナⅢ、六竜→ルシベリ、ワールド→レヴァンス→スパバハ→天元→ルシゼロ
基本的には★の数字が低い順に周回オススメと書いたマルチを回るのがいいと思います。ルシはランク170になったら装備状況がイマイチでもガンガン参加して良いかなと。早い段階での終末5凸作成はすごい大事
終末5凸を作成しつつレヴァンスで青箱ライン近くまで稼げるようになれば、スパバハ以降の高難度マルチでもある程度動ける装備状況が作れるようになるハズ。
終わりに
グラブルは色んな素材を集めて少しずつ強くなっていくゲームなんだなーと改めて感じました。
それでは良き半額ライフを!